散歩・遊び
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成長に合わせた散歩と遊び
フレンチブルドッグは長時間の運動は特に必要ではありません
散歩も『毎日必ず行かなくてはいけない』と言う訳でもなく、『1日何分以上散歩をしなくてはいけない』と言う訳でもありません。しかし、全く散歩に行かないというのは問題です。ストレスを貯めさせないように、肥満防止のために、気分転換も兼ねて散歩へ連れ出してあげましょう。
フレンチブルドッグは遊ぶことが大好き!気候などの関係上、散歩に行けない日はおうちの中で一緒に遊ぶことでお互いの信頼関係も深まりストレス解消にもなるでしょう。
犬と人間の年齢比較表 >>
フレンチブルドッグの遊びと散歩「子犬期」
抵抗力が低く免疫力が低いので、注意が必要
必ずパピーのワクチンプログラムが終了して1~2週間ほど経ち、ワクチンの効果が表れた頃から出かける様にします。それまではおうちの中で遊んだり、パピー集会(ペットショップや動物病院などが主となり開催されています)へ出かけるなどして、抵抗力が低い為、他の成犬などとあまり触れ合わないようにしましょう。
気分転換に外に連れ出してあげたい時は、ダッコしたまま、散歩に連れ出し、外の空気を吸わせてあげます。
外へ連れ出せるようになるまでは家の中で散歩のときに欠かせない首輪やリードになれる練習を行います。まずは首輪の練習。初めは慣れない為、嫌がって取ろうとしたり噛んだりしますが、取らずにしばらくそのままにしておくとだんだん慣れてきます。あまりに気にするようであれば数分付けておき、だんだん付ける時間を長くしていき、徐々に慣れさせるようにしましょう。首輪に慣れたら次はリードです。リードも初めは物珍しいので噛んだり遊んでじゃれたりします。こちらも序所に慣れさせるように家の中でリードを使って歩く練習をしておきましょう。
生後半年頃までの子犬は家の中や庭で気ままに遊ぶ程度の運動量がベストな状態です。外へ連れ出せるようになっても、無理に走ったりさせると過度な運動量となります。公園などで時間を忘れて遊ばせすぎると疲れてしまい体調を崩すことがあるので注意しましょう。また、骨格が十分に出来ていない為、股関節をいためる心配も有ります。この頃は『運動』より『散歩』程度で10分~20分程の散歩で十分です。外の環境に慣れさせる程度に考え連れ出しましょう。
ドムさん/かおる
フレンチブルドッグの遊びと散歩「成犬期」
体が仕上がる代わりに、脂肪の燃費が減り、肥満になりやすく
成犬になると、体がだんだん仕上がってくるので、子犬期に比べ、動きも落ち着いてきます。そのためか、脂肪の燃費も減り、肥満になりやすくなります。
特にフレンチブルドッグは他の犬種に比べて血統的に太りやすい体質です。健康の為にも体重を維持させるために散歩に連れ出し、歩く速度に変化を付けるなど、メリハリのある運動を心掛け、犬の心身の充実や健康維持につなげなしょう。
毎日の運動は朝夕2回、広場などでの自由運動と引き運動を組み合わせて体調に合わせて30分程度おこなうことが好ましいでしょう。毎日同じ時間に散歩に連れ出すと、その時間が来て散歩に行けないと、犬は催促するようになります。
犬にも人にもストレスにならない様、散歩の時間はあまりきちんと決めすぎずに散歩に連れ出すようにしましょう。
フレンチブルドッグの遊びと散歩「シニア期」
運動不足がちになり、食欲不振または肥満になりやすく
老犬になると、あまり自分から体を動かそうとすることが減り、運動不足になりがちになるため、食欲不振になったり、逆にドッグフードを食べる量が増えると、運動量が足らず、肥満になり、健康を害することがあります。
リフレッシュ程度に考え、過度な運動で取り返しのつかない怪我や病気にならない様、配慮して個々の状況を見ながら無理が無い程度に運動をさせましょう。年齢に応じて家の近所を休みながら数分歩く程度でも十分です。また、雨の日や非常に寒い日、真夏などは体力を余分に消耗してしまう為、外に出たがらない日は無理に連れ出さず、犬の気分に合わせてあげましょう。
外に出なくても室内で気分転換を兼ねて一緒に遊ぶだけでも十分です。毎日の運動量も成犬期に比べて少なめにし、疲れすぎないようにします。健康な体を維持することを目的とし、適度な運動を心掛けましょう。
まーやさん
フレンチブルドッグとおもちゃで遊ぶ
おもちゃ遊びのポイント
用途に合わせて選ぶ
犬のおもちゃは大きく2つの用途に別れます。1つはお留守番などで飼い主が見ていない時でも与えられる安全で丈夫なもの。もう1つは犬と飼い主が一緒に遊ぶものです。犬はぬいぐるみなど壊れやすいおもちゃを好みますが、敗れた時に中のものが出てきてしまいます。誤飲や怪我を防ぐために壊れやすいおもちゃは飼い主が監視出来るときに遊ばせるようにしましょう。
大和さん/大和パパ
愛犬の年齢に合わせて選ぶ
年齢が増すにつれておもちゃに対する執着や興味が薄れてきます。この様な場合は、知育玩具を使用した遊びに切り替えてあげましょう。
愛犬の体型と力に合ったサイズを選ぶ
おもちゃを選ぶときは必ず愛犬の体型に合ったものを選びましょう。また、サイズが合っていても子犬に与えるような柔らかいおもちゃや布製のぬいぐるみなどは壊れやすいので誤飲を招く恐れがあるので注意が必要です。
遊び方
引っ張り合い
犬が大好きな遊びの一つで、縄やぬいぐるみなどを飼い主と犬が持ち、引っ張り合いをします。遊び終わりは飼い主が取り上げ、飼い主の方が強いという認識を犬にもたせるようにしましょう。遊びの途中で『ちょうだい』と言えば、口から離す様にトレーニングします。特にフレンチブルドッグは噛む力と物欲が強い子が多いのでしっかりトレーニングしておきましょう。
追いかけっこ
おもちゃなどで気を引き、走って逃げ、追いかけさせます。また、反対におもちゃを持った犬を走って追いかけて、逃げさせて追いかけっこをします。愛犬を飼い主が追いかけてばかりいると飼い主の気を引きたいときにいたずらをして飼い主に追いかけられるようにして気を引こうとする場合がありますので、どちらかと言うと追いかけさせる遊びを多く取り入れたほうが良いでしょう。
投げて持ってくる
ボールなどのおもちゃを飼い主が投げて持ってこさせる遊びです。おもちゃで気をひき、まずは近くに投げます。初めは取りに行っても持ってこなかったり、寄り道をしたりするのでリードをつけたまま、飼い主側に誘導して『ちょうだい』と言って離すようにトレーニングします。離したら誉める…を繰り返すうちに、リードが無くても持ってくるようになります。
おもちゃの種類・素材
布製のぬいぐるみ系
◎ Merit
肌触りや噛んだ感触が良いので比較的に好まれるおもちゃ。柔らかいものが多く、犬がじゃれて自分で楽しんだり、飼い主と一緒に遊ぶのに適しています。× Demerit
耐久性が低いので、遊び方によってはすぐに破れたりして壊れてしまいます。中に綿を使用していることが多く、破れて綿を食べてしまったり、パーツに使われているボタンなど誤飲しないように注意が必要です。ラテックス系
◎ Merit
最も犬が執着し、日ごろおもちゃに興味の無い犬も興味を持つことが多い素材です。成犬になってもトレーニング道具として使用しやすいタイプです。× Demerit
耐久性が低いので、遊び方によってはすぐに壊れてしまいます。 中にはラテックス系のおもちゃで遊ぶと興奮し、執着し過ぎ噛み続けて 口の周りが赤くただれてしまう場合もあります。デンタル系
◎ Merit
噛んで遊びながら歯と歯茎の健康をサポートしてくれるおもちゃです。硬めで耐久性が高く、安全性も高いのでお留守番のときなどにもオススメです。× Demerit
あまり硬いものを与えてしまうと犬の歯が折れてしまうことがあります。犬の噛む力や年齢を考慮して選ぶことが大切です。
知育系
◎ Merit
犬が自ら考える力を養い、犬の学習能力を高めてくれます。考えながら遊ぶので飽きやすい犬にもオススメです。飼い主と一緒に遊ぶことによってコミュニケーションを深めることができます。× Demerit
飼い主が使い方を知らないと犬がどうやって遊ぶかわからず興味が薄れることがあります。また、おやつなどを一緒に使うため、1日の摂取カロリーがオーバーしないようにコントロールが必要です。- メリハリをつけましょう!
- どのおもちゃも遊びの最後には飼い主が取り上げ、終わらせるようにします。また、常に与えるのではなく、遊び終わりをわからせメリハリを付け、あきさせないようにする事が大切です。