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毎日のケアと定期的に行うケア
毎日のお手入れで愛犬のフレンチブルドッグを綺麗に保つことはもちろんですが、病気になっていないかのチェックも併せて行います。
お手入れは、毎日行うお手入れと定期的に行うお手入れに分かれます。
毎日の健康チェック >>
ブラッシングは毎日行いましょう
短毛犬種なのでカットを行う必要はありませんが、カットが不要な分、抜け毛が多いのが短毛犬種の特性です。毎日のブラッシングによって皮膚に付着した汚れを除去すると共に血行を促します。また、悩みの種にもなりがちな抜け毛を早めに除去する効果もありますので毎日5分程度のブラッシングを行うようにしましょう。抜け毛対策にはラバーブラシがオススメです♪
シワの間は要チェック!!
鼻周りのシワの間はフレンチブルドッグの要チェック箇所です。この部分から皮膚病が発生するケースも多々ありますので常に清潔に保つようにしましょう。濡れたタオルでシワを伸ばしながら拭きます。乾燥肌の場合は人間用のベビーローションを使って拭いてもOK。また、涙が多い場合は常に湿っていることが多いので脱脂綿や綿棒を使ってよくふき取るようにしましょう。クリームやパイドの子は特に涙やけの原因になるので毎日のケアが大切です。
人と同じく歯磨きも大切です
日常のお手入れで欠かすことのできない『歯みがき』。人間同様、犬の歯周病もとても増えてきています。歯周病になると口臭がひどくなり、悪化すれば歯が抜けてしまいます。歯周病予防にも毎日歯みがきを行うようにしましょう。歯みがき効果のあるおもちゃやトリーツも販売されていますが、やはり歯みがきをすることが一番効果があります。歯みがきの方法は人と同じく、歯ブラシを使用し1本1本丁寧にブラッシングします。
犬用の歯ブラシや歯みがき用のガーゼが市販されているので使用すると良いでしょう。
子犬の頃から歯みがきの習慣を付けるようにしておきます。成犬になって歯みがきをしようとしても 嫌がってなかなか歯みがきをさせてくれません。歯みがきは慣れさせるまで気長に根気強く行いましょう。
シャンプーで清潔に
清潔な体を維持するために、季節や体調、年齢に合わせて2週間~2ヵ月に1度はシャンプーで洗いましょう。水の恐怖感を感じさせないよう、おしりの方からシャワーで水を掛け、序所に前へ掛けていきます。顔に掛けるときは目や鼻に水が入らないように 注意してください。水の温度は人のシャワーの温度より少し低め程度が良いでしょう。熱すぎたり、冷たすぎたりしないよう、季節に合わせて調整が必要です。
シャンプー・リンスは犬専用のものを使用します。人用のものは成分が異なるので絶対に使わないようにして下さい。シャンプーやリンスをした後のすすぎは特にしっかり行いましょう。すすぎ残しは皮膚病の原因になりかねません。また、皮膚病の原因の多くは被毛の生乾きによるものです。シャンプー後のドライもしっかり行いましょう。まずはタオルドライでしっかり乾かした後にドライヤーを使って中までしっかり乾かします。人が思う以上に犬はシャンプーにより体力を消耗します。体調や年齢を考慮して シャンプーを行うようにしてください。体調の優れない時や寒い時期はドライシャンプーを使用したり、蒸しタオルなどでしっかり拭いてあげると良いでしょう。
苦手な子が多い爪切り
嫌がる子が多くてペットサロンにお願いしている方が多い爪切り。でも、本来ならおうちで定期的にケアするのが一番です。爪切りを嫌がる多くの犬は過去に爪切りで痛い思いをしているので嫌がります。苦手にさせない為に、小さい頃から慣れさせておきましょう。初めはほんの爪先だけを切るようにして、その都度ごほうびを与えるようにします。慣れてきたら序所に深く切っていくように慣れさせましょう。こちらも犬専用の爪切りがあります。様々なタイプがあるので使いやすいものを選びましょう。犬は爪に血管が通っています。血管を切ると痛がるので血管を切らないように気をつけましょう。もし、切ってしまうと出血するので、止血剤を用意しておくと安心です。
耳掃除も忘れずに
フレンチブルドッグのような立ち耳の犬種はたれ耳の犬種より、外耳炎など耳の病気にかかりにくいと言われていますが、かと言って耳のケアも忘れてはいけません。一番手軽な耳掃除はガーゼや専用のウエットティッシュを使って耳の中を拭く方法です。また、イヤーローションを使用する方法も中まで綺麗に出来るのでオススメです。
イヤーローションを耳の中に入れ、後に脱脂綿などでローションをふき取ります。いずれにしても人の指が入るところなら、がっつり指を入れても問題ありません。しわになっている部分は綿棒などで綺麗にしましょう。耳垢がたまると悪臭の原因にもなりますので定期的なケアを忘れず行いましょう。
滑らないように足裏もチェック
足裏の肉球と肉球の間から毛が伸びていると滑りやすくなるので要注意です。足裏をチェックして、肉急の間から伸びている毛ははさみでカットしましょう。この時肉球を切って傷つけないように注意しましょう。
すっきりフェイスで美しいフレンチブルドッグに
フレンチブルドッグは短毛犬種なのでボディ全体のトリミングは必要としません。部分的なトリミングは簡単なのでおうちで挑戦してみましょう。無理にカットしなくても特に問題はありませんが、ひげをカットしてすっきりフェイスに整えましょう。ひげを根元からはさみでカットします。肌を切ってしまわないようにはさみを寝かせ、刃先を開き過ぎないようにしてカットします。バリカンを使ってカットしてもOKです。
さらに美を追求するなら
ドッグショーなど、より完璧に見せる場では様々なケアが行われています。
- フレンチブルドッグのバッドイヤーを際立たせるため、耳の付け根の前側をバリカンやはさみでカットすることで、耳をより大きく綺麗に見せることができます。
- 前胸の飛び出した余分な毛をカットすることでフレンチブルドックの幅広い胸を 強調することができます。
- 腹部の巻き上がりのはみ出している毛をカットすることにより、巻き上がり(タックアップ)を強調することができます。
- 両後肢内股から肛門周辺をカットしてすっきりさせると、後肢の筋肉の張りや力強さを強調することができます。
バリカンやはさみを使ってのカットは肌を傷つけないように十分に注意して無理の無い程度に行うようにしましょう。愛犬を傷つけないように慣れているペットサロンなどにお願いしても良いでしょう。