フレンチブルドッグのプロフィール
フレンチブルドッグの特徴
首から胸にかけて特に太く、全体的に筋肉質のがっちりした体系です。骨量が多く、引き締まった体格ですが、成犬になっても8~15kg程度、体高は30cm位です。尻尾は生まれつきとても短く、尻尾で感情表現を読み取ることが出来ません。性格は活発で非常に利口です。勇敢で用心深く、好奇心旺盛。非常に愛嬌があり、人が大好きで人懐っこく、表情豊かな明るい性格です。短くやわらかな被毛は光沢があり、毛色は、大きくブリンドル・フォーン・クリーム・パイドの4パターンに分けられます。鼻が短いせいか、フレンチブルドッグはブヒブヒ言います。その為、一部の愛好家には「ブヒ」との愛称でも呼ばれています。暑さや寒さに弱いので室内飼いが原則でエアコンなどでの室温調整が必要な犬種です。
フレンチブルドッグってどうやって誕生したの?
フランスで生まれた犬種です。
フレンチブルドッグの歴史フレンチブルドッグの起源については多くの説があります。祖先犬はイギリスからフランスへの移住者たちが連れてきたイングリッシュ・ブルドッグという説とスペインからのマスティフ犬がイギリスからフランスへ渡ったという説があり、特定されていません。
いずれにしても、他国原産の犬種がフランスに渡り、フランスでパグやテリアと交配し、祖先犬をより小型化したのがフレンチブルドッグなのです。元々、ねずみ退治や闘犬を目的とし作られましたが、独特の愛くるしい表情がフランスの下町の人たちに愛され人気となりました。いずれ、その噂はフランスの貴族にも広まり、爆発的な人気となり、貴婦人の間でも愛好家が増えかわいがられていました。
イングリッシュ・ブルドッグ
フレンチブルドッグのカラー
カラーは大きく分けて4種類(ブリンドル・パイド・クリーム・フォーン)に分かれます
- ブリンドル
- 基本的に黒ベース。褐色やホワイトの差し毛が部分的に入っているタイプもいます。
- パイド
- 白をベースにブリンドル(黒)やフォーン(茶)が部分的に入ったタイプ。1頭1頭、模様が異なり、個性があります。
- クリーム
- クリーム色の単色タイプ。濃い目のベージュに近いタイプまで濃淡はさまざまです。
- フォーン
- 茶系がベースのタイプ。ライトブラウンからレッドまで濃淡は様々です。
さらに詳しく…
- タイガーブリンドル
- 黒ベースのブリンドルに差し毛が多く入ったタイプ
- フォーンパイド
- 濃いフォーン(茶色)が入ったタイプ
- ハニーパイド
- パイドの中で白に薄いフォーン(ベージュ) が入ったタイプ
- 片パンチ
- パイドの中で片方の目の周りのみ色が入っていること
- エプロン
- 胸元に白い差し毛(柄)が入っていること
- ソックス
- 足元に白い差し毛(柄)が入っていること
- アイライン
- 目の淵の黒いライン状の差し毛のこと
- ブラックマスク
- お顔周りが黒いタイプ
アメリカタイプとヨーロッパタイプ
根本的な違いはなく、大差はないのですが、どちらかと言うと…の程度で、少しタイプが違います。
あくまで管理人の個人的な思いですが…少しご紹介します。
- 胴が詰まっていて短く、ショートボディでコロンとしていてコンパクト。
- 目がクリクリ大きく、ほっぺたが短い丸顔の子が多いです。どちらかと言うとCUTEな顔つきです。お顔・頭が大きめの子が多いように思います。
- 代表的な色はクリームです。
もちろん血筋により、全色誕生します。 - アメリカタイプは陽気で遊びが大好き。
誰にでもなつく、人懐っこいイメージです。
- シャープで筋肉質、迫力ボディのがっちりタイプ。
- 少しほっぺたが垂れめで四角い顔立ちの子が多いです。どちらかと言うとキリッとしたかっこいい顔つきです。お顔・頭はアメリカタイプに比べ少し小さめに思います。
- 代表的な色はブリンドルです。
もちろん血筋により、全色誕生します。 - ヨーロッパタイプも陽気で遊びが大好きですが、アメリカタイプに比べると少し慎重派でCOOLな子が多い様に思います。
- 関連ページ
- フレンチブルドッグのプロフィール
- スタンダードとは?
- 血統書について
- 犬の十戒